りりくる ～LIly LYric cyCLE～

	「うふふっ。りりくるVol.2『bitter honey』も発売されて、次はいよいよ、私たちの番ですね！」
	「そうね」
	「私たちのやりとりを、みなさんに楽しんでもらえると嬉しいですねっ」
	「へ、変なプレッシャーかけないでよ……」
	「期待と愛情ですよ」
	「もっといらない……」
	「とりあえず、公開された試聴ボイスを聞いてみないことには始まりませんよねっ♪」
	「んぅぅ……」

	「あはぁぁ……♥」
	「こんなの聞いちゃったら、本編が気になりますね！　気になりますね！」
	「ま、まあね……／／／」
	「あぁもう、今すぐお嬢様をぎゅってしてなでなでしたいです！」
	「ちょっ、近いっ、顔近いっ！」
	「心も近いです！」
	「うっさい！　ていうかいつもといっしょだし！」
	「あぁ……ここまできてお預けプレイだなんて……私、おかしくなってしまいそうです……」
	「もう既におかしいでしょ」
	「そんなぁ！　誤解されちゃうようなこと言わないで下さいよぅ」
	「もっと色々聞いて欲しいシーンもあるのに……」
	「基本的に、ずっとあんな感じでしょ」
	「確かに！　お嬢様への愛は普遍的な概念ですものね！」
	「うぅぅ……うざい……」
	「毎回大変ね……」
	「助けてあげないの？　一緒にいじられてあげるとか」
	「無理」
	「アリスと伊吹先輩らしいコミュニケーションだと思うけどな～」
	「ふん……／／／」
	「ふふっ。でも、やっぱり仲はいいんだよね」
	「別に、そんなんじゃないしっ……／／／」
	「……こういうの、人前ではやめてって言ってるのに……／／／」
	「……ごちそうさまです！」
	「うっさい！　もうお終い！」
	「うふふふ……♪　それではみなさん、お嬢様の活躍を楽しみに待っていましょうね！」
	「だから、ハードル上げないでってば！」
	「そこは、この待ち遠しい気持ちをバネに飛び越えましょう！」
	「意味わかんないし……と、とにかくっ、りりくるVol.3『もっと、ずっと、ぎゅっと、』もうすぐ発売よ」
	「みなさん、お嬢様と私のいちゃいちゃストーリーを、よろしくお願いしますねっ☆」